自分のための読書日記

自分の成長のためにただただ読書記録を垂れ流すブログ

42冊目『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉 ダイヤモンド社★★★★

相手に頭が良いと思ってもらえるように分かりやすく話をする方法を教えてくれる。よい本だと思う。

 

7つの黄金法則

①とにかく反応するな

 怒らない、時間をおいて冷静に考える。

②頭の良さは相手が決める

 相手の思考を考えて相手にわかりやすく伝える。相手の理解度を考える。

③人はちゃんと考えてくれている人を信頼する。

 相手の話を聞いて具体的に語る。

④人と闘うな、課題と闘え

 勝ち負けではない、本質的な課題の解決に集中しなくてはならない。

⑤伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りない

 人に伝えるには伝える内容をよく理解し言語化できるようになっていなくてはならない。

⑥知識は誰かのために使って初めて知性になる。

 自分が伝えようとしていることは本当に相手のためになるのか。自己顕示欲ではないのかよく考える必要がある。

⑦承認欲求を満たす側に回れ

 結果を出しかつ相手を認める。

 

深く考えるための5つの思考法

①「客観視」の思考法

 ・自分の意見と逆の意見も調べる。データを得る。

 ・言葉を定義する

 ・成り立ちを知る

②「整理」の思考法

 ・理解に努める

 ・「結論」(相手が知りたいこと)から話す。

 ・事実と意見を分ける

③「傾聴」の思考法

 ・相手の言いたいことを考えながら聞く

 ・相手の話を整理しながら聞く。アドバイスはいらない

④「質問」の思考法

 ・質問の仕方

  どう対応した(行動を聞く)

  もしそうなったら?(仮定を聞く)

  どのような状況だった(状況を聞く)

  何をした(行動を聞く)

  どのような変化があった?(成果を聞く)

 ・仮説を立てる

 ・具体的に聞く

⑤「言語化」の思考法

 ・言語化のコストを払う

 ・言語化の質を高める

  再定義する:△△ではなく、○○である。

 ・ないものに名前を付ける(ネーミングする)と見えるようになる。