自分のための読書日記

自分の成長のためにただただ読書記録を垂れ流すブログ

132冊目『国宝』吉田修一 朝日文庫★★★★

歌舞伎役者である二人の男性の生涯の物語。歌舞伎を愛する心や役割など同じところや、性格や生い立ちが違うところがある二人の人生が絡み合って物語が進んでいく。片方が沈めば片方が浮く。お互いが影にひな手に助け合う。意地とプライドもある。その家族との軋轢や協力。長い本だったが心理描写もされていて面白かった。ただ、途中のアクシデントが都合よすぎのように感じた。まあそれがなくては物語にならないが。あと終わり方はちょっと私には合わない。最後の数ページはなくてもよかった。